コミュ障にとって精神科のハードルが高すぎる件

コミュニケーション

コミュ障は精神科にも行けない

人とうまくコミュニケーションが取れないため、人との輪に入れず、人間関係や社会生活に不安を覚えることの多いコミュ障ですが、精神に不調を感じた際に掛かることになるのが精神科です。

最近、精神的な問題を抱えている人々が増えていますが、その中でも特にコミュ障にとって、精神科に掛かるのは非常にハードルが高いことです。

実際、私はコミュ障が原因で精神的に参ってしまい会社まで辞めてしまいましたが、未だに精神科へ行けていません。

一般的に精神科を受診すること自体に抵抗感を持つ人は多いですが、コミュ障の場合特に以下のような問題があります。

予約ができない

精神科へ掛かる際、まず最初のハードルとなるのが予約です。

ホームページからオンライン上で予約ができればよいですが、精神科では電話での予約をしなければいけないところが非常に多いです。

精神科は混雑していることが多いため、基本的に初診では予約が必須です。

しかしながら、コミュ障は飲食店の予約電話すら気軽に出来ません。

私は電話をする前には何を話すかメモを作り、シミュレーションを行ってから電話をかけるほどです。

そんなコミュ障が精神科に電話をかけるというのは非常に勇気がいることです。

口コミが悪すぎる

コミュ障は自分が知らないところに行くことに苦手意識を持つことが多いです。

そこで役に立つのがインターネット上での口コミです。

しかし、精神科やメンタルクリニックの口コミは読むと行く気が失せてしまうものが非常に多いです。

そもそもインターネット上での口コミは、そのサービスに満足しているときにはあまり書かれず、何か嫌なことがあったり問題があったときに書かれることが多いです。

それに加えて、そもそも精神科へ行く人は精神的に落ち込んでいる人がほとんどのため、口コミが悪くなりがちです。

もちろん、口コミが全てではないのはわかっていますが、そういった口コミを読むと行く前から恐怖が勝ってしまい、予約をする勇気が出ません。

1回で終わらない

さらに、精神科への通院や治療が継続的なものであることも、コミュ障にとっては負担となります。

以前の記事(コミュ障にとって初対面より2回目の方が厳しい理由)でも述べましたが、コミュ障にとって同じ人と何度も会って会話しなければいけないというのは精神的な負担になります。

初回を乗り越えたとしても、2回目3回目と何度も何度も自分の悩みや心の内を他人に話さなければいけないというプレッシャーが、精神科への診療を妨げる一因になります。

そもそも人に内心を打ち明けられない

そもそもコミュ障というのは自分に自信がなく、他人に悩みを打ち明けたり相談すると言ったことが苦手な傾向があります。

そんなコミュ障が専門家とはいえ、初めて会った人に自分の内心を打ち明け、悩みを相談するというのは考えただけでも恐ろしいものです。

ただの甘えと言われるのではないか、自分が弱いだけではないか、普通の人はこんなことで悩まないのではないか…

そんな思いが頭を駆け巡り、精神科への一歩を踏み出すことができなくなってしまいます。

まとめ

コミュ障にとって精神科へ行くというのは非常にハードルが高いことです。

実際、私は精神科へ行きたいとずっと考えているのですが未だに予約の電話すら出来ません。

いつか精神科へ掛かることが出来たらその時は体験談を記事にしたいと思います。

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