コミュ障と飲み会
大学生や社会人になると避けては通れないのが飲み会の席。
- 歓送迎会
- 暑気払い
- 忘年会
- 新年会 etc.
大人というものは何かと理由をつけて飲み会をしたがるものです。
しかし、コミュ障にとってはたまったものではありません。
気心のしれた友人同士ならまだしも、会社の先輩や上司との飲み会などコミュ障にとっては罰ゲームといっても過言ではありません。
飲み会があると決まった段階から気分は憂鬱になり、当日も「何を話せばいいのかわからない」「場の雰囲気に馴染めない」と大きなストレスがかかります。
そんな飲み会をコミュ障がいかに乗り切るかを考えてみましょう。
飲み会に不参加という選択肢
コミュ障にとって、一番の理想はそもそも飲み会に参加しないことですが、よっぽどの強メンタルでない限り正面切って飲み会を断ることは難しいです。
当日に飲みに誘われるなら「ちょっと今日はこれから用事が・・・」といって断ることも出来ますが、事前に日程を調整した飲み会の場合、不参加という選択肢はなかなかハードルが高いです。
ましてや会社での飲み会の場合、仕事終わりにそのまま飲み会へというパターンが多いため、飲み会を欠席する場合には会社も休む必要があります。
最終手段として当日に仮病を使って欠席するという手がありますが、そう何度も使える手ではありません。
ここからは、残念ながら飲み会に参加することになってしまった後の対策を考えましょう。
聞き役に徹する
コミュ障が飲み会を乗り切るにあたっては、聞き役に徹することが重要です。
相手が喋ってることに相槌を打ったり、頷いたりすることで、あたかも自分も会話の輪に入っているかのような雰囲気を醸し出すことが出来ます。
ポイントは体を話している人の方に向け、少し前のめりになることです。
こうすることで、「私はあなたの話をよく聞いています、興味がありますよ」というアピールになります。
会話は短く、最小限に
飲み会での立ち回りの基本は、聞き役に徹することですがこちらから一言も話さないというのもなかなか難しいです。
自分から会話をするときは、話題を提供する程度の最小限にとどめ、相手から話はじめてくれるのを待ちます。
- 「これ、美味しいですね」
- 「なにか頼みますか?」
- 「そういえば、あの仕事どうなったんですかね」
この程度の短い会話でお茶を濁し、また他の人が話はじめるのを伺いましょう。
終盤に向けて、演技を始める
コミュ障が飲み会を乗り切るためにおすすめの方法が、酔いが回ってきた演技をすることです。
飲み会の中盤から終盤に向けて、徐々にうつむきがちになったり、頭に手をついたりして
『私は酔いが回ってきて、気分が悪いです』『少し放っておいてください』
というアピールをしていきます。
ここで周りの人から「大丈夫?」「気分悪い?」等と声をかけられたら
「ちょっと酔っちゃって・・・」「少し休めば大丈夫です」と答えることで、自然な形で会話からフェードアウトすることができます。
また、この演技をすることで二次会の参加も断りやすくなります。
トイレに立つのは罠
会話から逃げるため、トイレに頻繁に立つというのは一見有効な手に思えますが、コミュ障にとっては罠です。
なぜなら、トイレから帰ってきたとき自然な形で会話の輪に戻るのがコミュ障にとっては難しいからです。
最悪なパターンがトイレに行く前と行く後で人が移動していたり、会話のグループが変わっているパターンです。特に大人数の座敷席だと、この可能性が高まります。
この場合、新しい会話グループにコミュ障が入っていくのは困難を極めます。
席が完全に固定されている飲み会以外、コミュ障は安易に席を立つのは控えたほうが良いでしょう。
結論
コミュ障は聞き役に徹し、会話に参加している雰囲気を醸し出すべし
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