コミュ障にとって大学生活とは
大学生は高校生までと違って自由な時間が増えます。高校生までは同じクラス、同じ部活で1日中一緒の空間にいることによって、必然的に仲良くなる機会がありますが大学生になると違います。
大学にもクラスはありますが、クラス単位で講義を受けるのは語学や必修科目等の限られたもののみで、大半は自分で受ける講義を選択する必要があります。
つまり、同じクラスであっても1日中一緒にいるわけではないため、自ら積極的に他者に関わっていかない限り孤立します。
裏を返すと、他者と極力関わらないようにすることも可能だということです。
コミュ障はいかに大学生活を生き延びたか
そんな大学生活ですが、私は他者と極力関わらず卒業し、生き延びました。
実際大学3,4年生のときには、大学職員以外との事務的な会話以外、一言も喋らず大学生活を送り卒業しました。
これからコミュ障が大学生活を生き延びる方法について、実体験を基にお話していきます。
(なお、これからの話は私立文系の大学を卒業した私の話であり、全ての大学に当てはまるわけではありませんので、ご了承ください。)
学年が上がるにつれて、コミュ障は楽になる
コミュ障にとって大学生活で一番大変な時期は1年生の時期です。なぜなら、語学や必修科目等の影響で講義の自由度が低く、他者と関わらざるを得ない状況が多いからです。
冒頭で1日中一緒にいるわけではないと述べましたが、それでもクラス単位で同じ講義を受けることがあるので、まったく他者と関わらないことは出来ません。
また、語学や必修科目は単位を落とすと進級できなくなるため、捨てるという選択肢がありません。
この期間を乗り越えるとゼミという大きな関門が立ちはだかるのですが、それについては後述します。
3年生4年生になると講義についてもほぼ自由に選択できる上、大教室での講義を選べばコミュ障であっても気楽に講義を受けられます。
授業の選択
コミュ障が講義を選択する際に最も気を付けなければならないことは、グループワークがある講義を絶対に選ばないことです。
講義を選択する際はシラバスを読み込み、講義内容や成績評価方法にグループワーク等の文言がないか必ずチェックしてください。
また、予想が外れてグループワークをせざるを得ない状況になった場合を考え、講義は取れるだけ取りましょう。最悪その講義の単位を捨てるという選択肢が取れます。
また、なるべく大教室での講義を中心に取るようにすると、周りが知らない人ばかりなので気楽に講義を受けることが出来ます。
試験対策
大学生活でぼっちだと試験で詰むという話を聞きますが、そんなことはないので安心してください。
もちろん、中には過去問がないと難しかったり、単位を落とすものもあるかもしれませんが、卒業できないほどそんな講義があるわけありません。
ちゃんと講義に出席して、試験前に復習したり、レポートや課題を提出していれば卒業に必要な単位数は普通に取れます。
サークル選び
大学生活が充実するかはサークル選びにかかっていると言っても過言ではありません。
ちなみに私はサークル選びに失敗しました。
私は漫画やアニメが好きなオタクボーイだったわけですが、そのことを他人に話すのは恥ずかしかったためオタク系のサークルに入ることが出来ず、別のサークルに入ることにしました。
自分を隠しながら周りと馴染めるわけもなく、サークルは半年ほどで行かなくなりました。
サークル自体は入っていなくても問題なく卒業はできるため、コミュ障で人と極力関わりたくない人は初めから入らないという選択もありだと思います。
ゼミ
大学生活におけるコミュ障最大のハードルがこのゼミです。
ゼミは複数人で特定のテーマについて主体的に研究や発表をする場です。ただ、話を聞いていればいいだけの講義と違って、他者と積極的に関わり合いながら進めていかなければならないゼミはコミュ障にとって死活問題です。
そんなゼミをコミュ障が乗り切るための秘策があります。それは…
ゼミに入らないことです
「大学生たるものゼミには必ず入って、卒論を書かなければ卒業できない」
そんな固定観念があるかもしれませんが、大学や学部によってはゼミの単位を取らずとも卒業することが出来ます。
実際私は、ゼミに入るも半年で行かなくなり、そのまま休学
復学後もゼミの単位を取ることなく、卒論も書かずに大学を卒業しました。
つまり、本気で人と関わらずに大学を卒業したいと考えるならば、大学選びの段階でゼミが必修ではない学部を選択する必要があるというわけです。
(私はそんな事考えず、たまたまゼミが必修でなかったから行かなくなっただけです。)
結論
コミュ障でも大学生活は詰まない
私のように1年生だけなんとか乗り切れば、コミュ障であっても極力人と関わらず大学を卒業することが出来ます。
しかし、このような大学生活を送ることには強烈なデメリットが存在します。
その話はまた、別の機会に・・・
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